トップ 運営企業訪問 Vol.4 AP貸し会議室(TCフォーラム)第3回

運営企業訪問 Vol.4 AP貸し会議室(TCフォーラム)第3回

特集運営企業訪問 Vol.4 AP貸し会議室(TCフォーラム)

AP貸し会議室(TCフォーラム)
東京・横浜、大阪、名古屋と大都市圏に、「AP貸し会議室」のブランドで18拠点を展開
全施設コンファレンス・コーディネーターが常駐し、お客様の視線に立った会議室をご提案
会議室.COMに掲載している会場を運営する企業を訪問し、皆様が利用する施設がどのような人達によって、どのようなコンセプトで運営しているかをご紹介するコーナーです。4社目に紹介する企業は、利用者様から高い満足度を獲得し高品質なサービスを提供しつづけている、AP貸し会議室を運営する株式会社TCフォーラム様です。全4回にわたっておとどけします!

これまでAP貸し会議室の特徴やコンセプトについて紹介してきた。現在、さまざまな特徴をもつ貸しスペースが増える中で、TCフォーラムでは、どのような経緯で現在のスタイルに至ったのだろうか。空間事業をスタートした背景や、エリア展開するなかで蓄積してきたノウハウなどについて聞いた。

時代に求められる空間を提供

株式会社TCフォーラムは昭和36年に御堂興業株式会社として大阪の地に発足、翌37年に「大阪会館」を開業以来、様々なイベント空間や貸しスペースを提供している株式会社TCフォーラムは昭和36年に御堂興業株式会社として大阪の地に発足、翌37年に「大阪会館」を開業以来、様々なイベント空間や貸しスペースを提供している

株式会社TCフォーラムは、1961年に御堂興業株式会社として大阪の地で発足した。その翌年には総合展示ホール「大阪会館」を開業し、商号を株式会社大阪会館と改め、展示イベントを中心とした貸しスペース事業を運営、2002年には会議利用を対象としたコンベンションルーム「アクスネッツ大阪梅田」の受託運営を開始し、貸し会議室としての空間も提供できるようになった。 その背景には、大阪会館の周辺には企業が集中し、展示会の利用以外にも、「社内会議や研修、セミナーで使用できる会場を探している」という声が多くなってきたことが挙げられる。こうした、利用者のニーズの変化にあわせた空間を提供するという方針のもと、AP貸し会議室としての事業を本格化し、名古屋、横浜、東京と着実に大都市圏への展開を続けている。 AP貸し会議室を展開してきた中で、会議や社内研修、採用といった社内イベントだけでなく、自己啓発セミナーなどの企業・団体が集客を必要とするセミナーも手がけるようになった。その結果、参加する方が集まりやすいよう、アクセスの利便性を重視するようになったのである。お客様のニーズに対し誠心誠意向き合う姿勢が、現在のAP貸し会議室の高品質サービスの背景だとうかがえる。

ダイレクトな反応を得られたAP貸し会議室

展示会利用の多い大阪会館から空間事業をはじめたTCフォーラム。時代の変化とともにセミナー利用が増えてきたことは、AP貸し会議室に大きな変化をもたらした。 ――「物販や展示などのイベントの場合、会場づくりの打合せには協力会社様が間に入ることが多いため、やり取りを主催者様と直接お打合せをすることは多くありませんでした。一方、セミナーでご利用の場合には、主催者様と直接お打合せすることが必須です。セミナー利用が増えたおかげで主催者様との直接的なやり取りも増え、よりお客様目線に沿った運営ノウハウが蓄積できるようになりました」
(中川さん)
こうしたノウハウの蓄積は、新規施設を出店する際にも役立っている。セミナー会場としてより使いやすくするためには、どれくらいの大きさで、どれくらいの部屋数が適切なのか、どのようなカタチの部屋が一番利用しやすいのかなどの空間づくりに活かされている。

お客様とのやり取りの蓄積が、お客様目線に沿った運営ノウハウを生む。(写真は新橋エリアを統括する松本エリアセンター長) お客様とのやり取りの蓄積が、お客様目線に沿った運営ノウハウを生む。(写真は新橋エリアを統括する松本エリアセンター長)

こうして、セミナー会場としての利用を受け入れてきたことで、対応力が広がり、現在では社内会議や各種セミナー、研修、株主総会、採用面接、試験、懇親会と多種多様な要望にあわせて最適な空間を提供できるようになっている。“All Purpose(多目的)”という意味を持つAP貸し会議室。様々な利用用途に沿った催事ができるだけにとどまらず、主催者と参加者、双方のニーズに沿った最適な空間を提供することで、何度でも利用したくなる会場とも言えそうだ。

立地を考慮した空間でさらなる発展を

エリアの特性に合った強みを活かすことも貸し会議室運営のポイントの1つと語っていただいた清水営業推進部長エリアの特性に合った強みを活かすことも貸し会議室運営のポイントの1つと語っていただいた清水営業推進部長

現在、都心部を中心に、さまざまなバックグランドをもった企業が貸しスペース事業に参入し、それぞれ特徴ある空間づくりで差別化を図る動きがある。そうした変化の中で、AP貸し会議室ではどのような特徴を出しているのかをうかがった。 2014年11月に新規オープンした「AP東京丸の内」は、同フロアに東急不動産が運営する会員制のサテライトオフィス「Business Airport」があるなど、貸し会議室だけではない新しいスタイルの空間を提供している。また、共用スペースもゆったりつくられており、解放感と高級感をあわせもった特徴ある貸し会議室となっている。 ――「近隣の他会場のなかから選んでいただくには、エリアの特性に合った強みを活かすことがポイントの一つです。『AP東京丸の内』では、高級感のある空間や、窓から皇居のお堀が見えるような丸の内ならではの借景も意識し、『ハイグレードな空間』という新しい選択肢をご提案できるようになっています」 と、開発営業部長の清水さんは話す。

利用者のニーズが細分化され、さまざまな特徴を持つ会議室が参入する今日の貸し会議室市場。こうした時代において、「AP東京丸の内」のように、エリア特性を最大限に活かした貸し会議室は、今後も多くのリピーターを引きつけるだろう。TCフォーラムが発足から今日まで培ってきたノウハウによって、今後どのようなAP貸し会議室が展開され、利用者のニーズを満たしていくのか非常に興味深い。 (第4回に続く)

AP貸し会議室(TCフォーラム)運営会社概要

会社名: 株式会社TCフォーラム
URL: https://www.tc-forum.co.jp/
設立: 昭和36年7月
代表: 飯野 樹生
資本金: 4,000万円
各拠点: 【関東エリア】
AP東京八重洲通り / AP東京丸の内 / AP浜松町
AP品川 / AP品川アネックス / AP西新宿
AP渋谷道玄坂 渋東シネタワー/ AP秋葉原 / AP横浜駅西口
大手町LR / AP市ヶ谷 / AP虎ノ門 / AP新橋
【関西・東海エリア】
AP大阪駅前 梅田1丁目 / AP大阪梅田東 / AP大阪梅田茶屋町
AP大阪淀屋橋 / AP名古屋.名駅
TCフォーラム公式サイト

ピックアップ

AP東京八重洲

東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル11~13F 東京駅 八重洲中央口 徒歩6分

AP東京丸の内

東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー3F 大手町駅 D6出口直結 徒歩0分

AP浜松町

東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館 地下1F 浜松町駅 北出口 徒歩7分

AP品川アネックス

東京都港区高輪3-23-17 品川センタービルディング1階・地下1階 品川駅 高輪口 徒歩3分

AP西新宿

東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル5F・4F 新宿駅 徒歩6分

AP渋谷道玄坂

東京都渋谷区道玄坂2丁目6-17 渋東シネタワー 11・13階 渋谷駅 ハチ公口 徒歩1分

AP秋葉原

東京都台東区秋葉原1番1号 秋葉原ビジネスセンター1・4・5階 秋葉原駅 徒歩5分

AP横浜

神奈川県横浜市西区北幸2-6-1 横浜APビル4F 横浜駅 西口 徒歩6分