ロジカルシンキングを鍛える方法

ロジカルシンキングを鍛える方法

人に物事を説明したり、アピールしたりするのが苦手な人は、論理的に話すスキルが不足している可能性があります。そこで有効なのが「ロジカルシンキング」です。
仕事をする上で、伝わるように話すことは非常に重要です。客先や社内において、自分の主張や意見をしっかり相手に伝えて、興味を持ってもらうためにも、論理的に物事を説明する力を身に付けましょう。

目次

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは、情報を分析して理論的に考えるための思考方法のことです。
他人に考えをうまく説明できないという人は、自分の中で物事が論理的に分析できていないか、考えを説明するための順序立てができていないのかもしれません。これを防ぐために役立つのが、ロジカルシンキングです。
代表的なロジカルシンキングには、「演繹(えんえき)法」と「帰納法」の2つがあります。

演繹法は、原因と結果を積み重ねていくことで結論を得る方法で、「A=B」「B=C」であるから、「A=C」であるという論法を指します。物事を考えるときだけでなく、人への説明をするときも、シンプルにまとめやすく、聞き手の理解を得やすいといえるでしょう。

帰納法は、さまざまな条件や事実を積み重ねていくことで、結果を推測する方法です。数多くのサンプルを取り上げることで、説得力を増すことができます。
例えば、あるデパートで土曜日と日曜日に何回か催事が行われたとします。

・日曜日に行われた催事Aは普段より売上が10%高かった
・土曜日に行われた催事Bは普段通りの売上だった
・日曜日に行われた催事Cは普段より売上が5%高かった
・日曜日に行われた催事Dは普段より売上が7%高かった
・土曜日に行われた催事Eは普段より売上が3%低かった

このことから、土曜日よりも、日曜日に催事を行うことが、売上アップにつながると推測することが、帰納法の考え方です。

ロジカルシンキングを利用した話し方のポイント

会議で上手に自分の考えが伝わらない場合は、まず自分の言いたい結論を最初に話すことを心掛けてみてください。
演繹法の場合も帰納法の場合も、最終的にはひとつの結論が出ているはずです。最初にそれを伝えることで、相手がどういうつもりでそのあとの話を聞けばいいのか、意識付けることができます。
そして、結論を述べたあとで、なぜその結論を導き出したのかを説明します。
演繹法であれば、「A=C」ということを最初に述べてしまい、そのあとで、「なぜなら、周知のとおり、A=B、B=Cであるからです」と論理を展開していきます。最後に、「今後は、Cを高めるために、Aの発展に力を入れていくべきだ」と話をまとめると、より説得力を高めることができます。
帰納法であれば、結論の根拠になる条件や事実をいくつか述べて、「だから、こういう結論といえるでしょう」と話をまとめます。

ロジカルシンキングを行うときの注意

ロジカルシンキングは、自分の考えをまとめたいときにも、人に物事をわかりやすく説明したいときにも、非常に便利なものです。しかし、使い方を間違えてしまうと、まったく論理的でない結論に陥ってしまうおそれがあります。そうならないために、ロジカルシンキングを行うときの注意点についても意識しておかなければなりません。
まず、演繹法を利用するときは、自分に都合のいい解釈をしてしまわないことが大切です。前提条件となる「A=B」がそもそも誤りであったり、聞き手にとって納得のいく図式でなかったりすると、まったく話が成り立たなくなります。論理の飛躍や条件の捏造がないように気を配りましょう。
また、帰納法の場合も、条件を積み重ねているように見えても、実は同じ内容が含まれていたり、条件に漏れやだぶり、作為的な抽出があったりする場合は、論理的とはいえないでしょう。

論理的に話すことで、内容に説得力を持たせることができます。
ロジカルシンキングを確実なものにするために、物事を客観的に判断し、まとめる力を養うことが大切です。

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