運営会社である株式会社ハッチ・ワーク・大竹会長と同社貸会議室部門の責任者・梶田部長からお話を伺いました。
アットビジネスセンターを訪れるお客様が何故リピーターになるのか、どのような営業活動を展開しているのか、そしてユニークなサービスとして企画開発した結果など10年間の運営で培ってきた会議室運営の秘訣をご紹介します。
今では、東京/横浜/大阪を中心に運営していますが、創業のきっかけは空きビル対策として「貸し会議室」というサービスを作ったことでした。当時は真似をしようにもまだ同じような業態が少なく、試行錯誤を繰り返しながらサービスを改善して来ました。
「調査結果からも需要は必ずあるという確信はありながらも、手探り状態の日々でした、
だからこそ会議室を使うお客様の要望を新サービスという形で取り入れ今のスタイルが出来たのだと思います。そして、一方ではビルオーナー様に対しても当社に任せて良かったと言われるような運営を心掛けました。このビジネスはお客様が何度も使ってくれることが建物施設側にも最高の結果となりWINWINを作れるやりがいのある仕事なんです。」
と大竹会長は当時を振り返ります。
事業開始当初から独自の貸し会議室の『専用管理システム』を開発しました。このシステムがあったおかげで、利用状況をつぶさに分析することが出来、部屋の「広さ」「座席数」や利用の「目的」「稼働率」などその地域にあった改善策が繰り出せました。施設数を拡大することで、ますますデータと事例があつまりますので、お客様の満足度を向上させる対策ノウハウも増えて行くのです。この13年間で蓄積してきたデータはあらゆる分析のベースとなり会社の資産になったともいえます。
管理システムから算出される部屋ごとの「稼働率」や利用者からの「アンケート」、専属で予約を受けるコールセンターや現場スタッフからの意見、さらには『ミステリーショッパー(覆面調査)』で集めたデータを分析します。
「稼働率が悪いのには何かしらの原因が必ずある」という信念にもとづいて、原因を究明し仮説を立てて実践し、検証していくのがアットビジネスセンター流のカイゼン」と梶田部長。
リピート率が60%を割り込むと稼働率が上がらないという経験則のもと、当社標準値である70%を以上を維持する為のサービス改善を繰り返していきます。
会社名: | 株式会社ハッチ・ワーク |
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URL: | https://hatchwork.co.jp/ |
設立: | 2000年6月 |
資本金: | 1億円 |
従業員数: | 184名(2019年10月現在) |
事業内容: | ・貸会議室事業 ・パーキング事業 ・レンタルオフィス事業 ・ビル管理事業 |