合宿研修の担当になったら?失敗しない準備方法と注意点

合宿研修の担当になったら?失敗しない準備方法と注意点

多くの企業でおこなう研修ですが、業務時間が削られてしまうこともあり、内容によっては喜んで参加する社員は少ないかもしれません。ましてや、宿泊をともなう合宿研修であれば、参加が億劫になる可能性もあるでしょう。

せっかく研修をおこなうのなら、企画側も参加者も「やってよかった!」と思える合宿研修にしたいものです。

そこで今回は、合宿研修を有意義にするためのノウハウについて、解説します。
参加者が満足できる研修なら、企業にとっても、きっと生産性の高いものとなるでしょう。

目次
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失敗しない準備手順

合宿研修が成功するか失敗に終わるかは、「事前準備」にかかっているといっても過言ではありません。日帰り研修とは違い、宿泊をともなう研修ではさまざまな準備が必要になるため、余裕をみて研修計画を立てることをおすすめします。

研修内容そのものは満足できたとしても、ほかの面で参加者に不便だなと感じさせてしまうと満足度は下がってしまいます。
研修目的などを明確にしたうえで、研修内容や施設についてプランニングしましょう。

合宿研修の目的
研修といってもさまざまで、たとえば座学を中心としたセミナー形式の勉強会、コミュニケーション・交流を目的としたもの、はたまたこれらをミックスした合宿研修など多岐にわたります。
どのような研修であれ、まずはその目的を明確にすることが大切です。目的によって、研修メニューや選ぶ研修施設の種類、また参加対象者も変わってきます。
スケジュールのすり合わせ
研修の目的や参加者が決まったら、いつ研修をするのがよいか日程を決定しましょう。宿泊をともなう研修であれば、数日もの間、会社の業務から完全に離脱することになります。
そのため、双方のスケジュールを把握し、業務に支障がでない日程でおこなう必要があるでしょう。
会場の確保と設備の確認
おおよそのスケジュールが決まったら、合宿研修をおこなう場所を探します。
研修の内容はもちろん大切ですが、どこで合宿研修をおこなうかによっても、参加者の満足度は大きく変わります。というのも、合宿期間中は施設にほぼ缶詰状態になってしまいます。
そのため、参加者のストレスが溜まらないような場所を選ぶことが大切です。
環境のよいのどかな場所だったり、すぐ近くに体育館やテニスコートなどがある、自由に休憩できるサロンや娯楽室が整っているなど、施設によってさまざまな特徴があるので吟味して選びましょう。
また、研修に必要なものについても事前確認は欠かせません。
研修専用の施設であればある程度の備品や設備は整っている可能性が高いですが、研修内容によっては各自で準備が必要になるかもしれません。現地でレンタルできるのか、あらかじめ持参する必要があるのか、必ず確認しておきましょう。

チェックしておきたい注意点

一般的な確認事項については、ある程度理解いただけたと思います。ここからは、注意すべき点について説明していきます。

障がい者の設備利用について
研修参加者に障がいをもつ方がいる場合、問題なく利用できる施設かどうか、事前に確認する必要があります。施設によりますが、バリアフリーがしっかりと整っているところもあります。
快適に利用・滞在できるよう、事前に問題がないか本人に確認するのもひとつの方法でしょう。
食事内容の確認
合宿研修では、食事の手配も必要です。
その際、アレルギーや宗教上の理由で食べられない食材があるかどうか、事前にアンケートをとっておくことをおすすめします。
【食物アレルギー】
症状の程度は人それぞれですが、なにかしらのアレルギーをもっている人もいます。食物アレルギーは、子どもの疾患というイメージが強かったのは昔の話。今では大人でも突然発症するなど、アレルギーをもつ人が増えています。
場合によってはアナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性もあります。安易に考えず、事前に問題ないか確認しましょう。
【信仰宗教による食事制限】
世界には、さまざまな宗教を信仰する人々がいます。日本国内でも仏教やキリスト教のほか、近年ではムスリムとよばれるイスラム教徒も増えてきました。
宗教といえば、生活習慣にさまざまな規律が設けられていることも少なくありません。
たとえば、イスラム教だと豚肉やアルコールの摂取はできず、イスラムの戒律によって認められた「ハラルミート」のみ口にすることができます。
余談になりますが、ハラルとはアラビア語で「許されている」という意味になります。また調味料においても、ブイヨンやゼラチンなど豚肉が原料であるものはタブーとされています。
ほかにも宗教とは関係ありませんが、菜食主義のベジタリアンや、卵や乳製品も口にしない「ヴィーガン(Vegan)」とよばれる完全菜食主義も近年増加傾向にあります。
合宿研修で食事の手配が必要なときは、除去食での対応が可能かどうか、また飲食物の持ち込みは可能かどうかなど、あらかじめ施設に確認をとっておきましょう。
部屋割りについて
合宿研修施設には、さまざまなタイプの部屋が準備されています。まとまった人数が就寝できる大部屋のほか、4~5人が宿泊できる少人数部屋、また1~2人が宿泊できる研修施設もあります。
部屋割りについては、役職に応じて決定することが多いようです。どのように決定するのか事前に話し合っておきましょう。
【LGBTについて】
部屋割りで注意したいは、LGBTの呼称で知られる「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)」の方がいる場合です。
近年、自らLGBTについて公表する政界人や芸能人などの影響で、その存在や定義について広く知られるようになりました。
・L→Lesbian:女性同性愛者
・G→Gay:男性同性愛者
・B→Bisexual:両性愛者
・T→Transgender:性別越境者
参加者の中にLGBTの方がいる場合、部屋はシャワーつきの1人部屋にするなど、特別な配慮が必要なこともあります。
研修参加者の気持ちよく研修に集中できる環境を整えるためにも、どう配慮すべきか話し合っておきましょう。

まとめ

一見さまざまな配慮が必要になる合宿研修の手配も、手順をしっかり確認すれば決して難しいことはありません。

・研修の目的と対象者を決める
・企業側と参加者のスケジュールをすり合わせて日程を決める
・合宿研修の内容や宿泊施設を決める
・食事の手配や部屋割りを決める

事前準備を完璧にして、参加者の心に残る有意義な合宿研修にしましょう。

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