販促イベントを成功させる5つのポイント

販促イベントを成功させる5つのポイント

今回取り上げるテーマは、販売促進イベントについてです。販促イベントとは商品を宣伝し、お客さまの購買意欲を高めて販売に結びつけるためのイベントのこと。
街中ではさまざまな販促イベントがおこなわれていますが、ただ闇雲におこなっても成功する確率はそれほど高くありません。

イベントの成功率をUPさせるためには、宣伝する商品のコンセプトや特徴を十分にアピールできるような演出が必要となります。そのためにはどのような事前準備が必要なのか、今回はそのノウハウについて順に説明していきます。

目次

販促イベントの種類や目的

ひとことで販促イベントといっても、その種類や目的は多種多様です。どんな商品をどのような人たちに使ってほしいのか、また物品を売るだけではなく、習い事や地域の活性化などを目的とした販促イベントも、各地で頻繁におこなわれていますね。
まずここでは、販促イベントの種類や目的について、一般的なものをざっと見てみましょう。

商品プロモーション
商品の認知から販売までにつなげるアプローチ法を総称して「プロモーション」と呼ぶため、ざっくりといえばテレビや新聞・雑誌の広告や、SNSでの告知やビラ配りなど、これらすべてが商品プロモーションに該当するでしょう。
中でも身近なプロモーション例としては、商品サンプルの配布や試食会のほか、製品の試写会や発表会などがあります。自社の商品を広く認知してもらい、実際に試してもらうためのイベントですので、複合商業施設など多くの人が集まる場所でおこなわれるのが一般的です。
商品即売会
即売会は、展示している商品をその場で販売するスタイルのイベントです。パッと思い浮かぶのは、物産展やメーカーの実演販売などでしょうか。ほかには、絵画や古本や同人誌即売会などのほか、フリーマーケットやコミケ(コミックマーケット)も目にする機会が多いですね。
またパブリックショーも、商品PRのための展示会でありながら、少し即売会に似た種類のものもあるようです。気に入った商品はその場で予約購入が可能で、代表的なものとしては、東京モーターショーや東京ゲームショウがこれにあたるでしょう。
新規顧客の獲得はもちろんですが、それよりもその場で販売することが目的なので、商品のPR戦略がとても大切になってくるようです。
BtoB(法人向け)商談展
商談展は一般消費者向けの即売会とは違い、企業に対して商取引をおこなうイベントです。BtoBとはBusiness to Businessの略で、ちなみに一般消費者相手に向けた取引はBtoC(Business to Consumer)と呼ばれます。
商談展には見本市や商品展示会、産業交流会などがあり、自社商品の特徴や優れた点をアピールして契約に結びつけるために、プレゼンなどをおこなうこともあります。
プライベートショー
プライベートショーは企業が単独でおこなうイベントで、大手企業が開催するのが一般的です。招待した顧客を相手に開催されるPR展で、一般公開はされないのが通常となっており、既存客やある一定の条件を満たした企業のみが参加可能なクローズドイベントとなっています。
プライベートショーは既存商品や新商品PRのほか、さらにお互いがよい関係を築けるようコミュニケーションを図り、信頼性を深めるという目的でもおこなわれます。

おさえておくべき5つのポイント

販促イベントを成功させるためには、事前準備がとても大切です。事前準備を綿密にすればするほどイベントの成功率はUPするので、ここは面倒くさがらずにきちんとしなければなりません。
イベント成功に向けてどのような準備をすればよいか、おさえておきたいポイントについて順にチェックしていきましょう。

目的
まずはイベントをなぜ開催したいのか、その目的を明確にしないと全体像がぼんやりとして集客もうまくいきません。商品を紹介して知名度を高めたいのか、実際にその場で販売したいのか、またお客さまは一般消費者なのか企業なのか。
サービスや商品を誰に向けてどのようにPRしたいのか、目的をはっきりとさせておきましょう。
ターゲットを絞る
例えば、若者中心ならSNSをうまく活用したり、女性メインなら女性が喜びそうな特典をつけるなどターゲットにあった対応をしましょう。
ファミリーが相手の場合はお子さまが喜びそうなお土産を準備したり、オムツ交換や授乳スペースを準備するなどもおすすめです。
高齢者を対象にしたイベントなら、地域の公民館など、お年寄りがよく集うところにチラシを置くのもよいでしょう。
このように、ターゲットを絞ることで集客の効率がよくなりますし、客の満足度UPにもつながります。
予算に合った企画を考える
与えられる予算によって、おこなうイベントの内容も当然変わってきます。集客方法や会場の確保などさまざまな準備をする上で、予算は事前にきちんと把握しておくことが大切です。
集客方法
イベントをおこなう際もっとも大切なのは、集客ではないでしょうか。せっかく完璧なプランを練っても肝心の集客がいまいちだと、イベントをおこなう意味が薄れてしまいます。
【DMの郵送やポスター・チラシの配布】
イベントを広く知らせたい場合、ポスターやチラシを配布したり、DMの郵送もおすすめです。SNSに疎いお年寄りなどにも情報が伝わりやすいので、多少のコストはかかりますが、不特定多数の人に知ってもらうためにはよい方法でしょう。
【メルマガ】
商品に興味がありそうな人に向けて情報を発信する場合は、メールマガジンがおすすめです。自社商品やサービスを1度でも使用したことがある人に、イベントの内容を告知します。
【SNSの利用】
SNSは手軽に告知ができて費用もかからないため、自社ホームページに掲載するほか、TwitterやFacebookなどをうまく活用するのもよいでしょう。
Facebookではイベントをシェアするほか、イベントページから招待メールを送ることも可能です。また、イベントページにはディスカッション機能が備わっていて、イベントに対する参加者からの質問などに答えることができます。

Twitterでイベントを告知する際は、投稿するタイミングも重要です。Twitterを利用するのは、隙間時間という人も多く、朝の通勤途中や昼休憩にアクセス数が増えるようです。つぎに利用が多いのは夜間で、18~23時頃、利用者が急増する傾向にあるので、この時間帯を狙ってツイートすると目に触れる機会が増えるでしょう。
ツイート内容は要点のみを簡潔に、またイベントに関わるイメージ画像も掲載した方が、視覚的な印象として残りやすいようです。
【イベント告知サイト】
ネット上では、無料でイベントを宣伝してくれる告知サイトが多くあります。例を出すと、「イベントン」や「こくちーず(告知's)」や「イベントナビ」など。どれも無料で登録できて、審査なしですぐに宣伝可能なサイトもいくつかあります。
また、自社サイトに情報をUPするのではなく、さまざまなメディアに向けてイベント情報を配信してくれるという、便利なサービスを提供しているサイトもあります。
場所の確保
イベントをおこなう際に必要不可欠なのが、開催場所の確保です。いくら内容がよいイベントであっても、適した会場でないと残念な結果になってしまう可能性もあります。
イベントの種類や目的、見込み集客数、交通アクセスのよし悪しや周囲の環境など、さまざまな条件を求められる会場探しは困難を極めることが多く、自力で見つけるのは少し荷が重いと感じることもあるでしょう。
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まとめ

販促イベントは費用もそれなりにかかりますし、開催するなら必ず成功裏に収めたいものですね。目的やターゲット層、集客方法など、各ポイントをおさえておけば、イベントを成功させることができるでしょう。

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