MICE会場の集客アップ!調査データから見る選ばれる施設の条件とは

MICE会場の集客アップ!調査データから見る選ばれる施設の条件とは

この記事はプロモーションが含まれていることがあります。

「MICE会場の集客や稼働率を高めたいが、なかなか思うように問い合わせが増えない…」そんな悩みを抱える施設運営者の方は多いのではないでしょうか?

本記事では、実際にMICE施設を利用した企業12社への取材データをもとに、「どんな基準で会場を選んでいるのか」「サイトで何をチェックしているのか」といったリアルな声を紹介します。

サイト改善のヒントや、担当者が意外と重視しているポイントも明らかに。

ぜひ参考にして、選ばれるMICE施設づくりに役立ててください。
目次

MICE市場が拡大している背景

MICE市場が拡大している背景

近年よく耳にする「MICE(マイス)」は、Meeting(会議)・Incentive(研修旅行)・Convention(国際会議)・Exhibition/Event(展示会・イベント)の頭文字を取った言葉です。

では、なぜ今MICE市場が拡大し、会場稼働率が高まっているのでしょうか?

グローバル化で「リアルに集まる場」の価値が上昇

企業の活動は国境を越え、海外の取引先やパートナーと協力する場面が増えました。

弊社に掲載いただいている施設運営者さまからも「最近、国際会議で深夜に会議室を利用したいとの問い合わせが増えている」とのお声もちらほら。

国際会議や展示会は直接顔を合わせて意見を交わし、信頼性を築くために欠かせない機会となっています。

リアルで集まるからこそ生まれる「偶然の出会い」や「雑談から生まれるアイデア」の重要性が再認識されており、MICEの価値が高まっています。

経済効果を生む「ビジネスツーリズム」として注目されている

MICEは単なる会議や展示会にとどまらず、そこに訪れた人が現地で宿泊し、食事をし、観光を楽しむことで、その地域の経済にも大きな恩恵をもたらします。今年話題となった大阪万博などを例に挙げると分かりやすいですよね。

こうした「ビジネスツーリズム」の存在は各国で人気があり、自治体や政府がMICE誘致に力を入れている理由の一つです。

このような背景から、MICEは単なるイベントではなく、「人や企業、国をつなぐ機会」としてますます注目されています。

MICEについて基本から知りたい方は下記記事をご覧ください。
https://www.kaigishitu.com/meeting-hacks/detail/useful-info/9705/

企業12社に調査!MICE会場を選ぶ基準

企業12社に調査!MICE会場を選ぶ基準

弊社では、2025年7~8月にMICE施設を利用したことのある企業12社にインタビューを実施しました。

「会場探しはいつから始める?」「どんなサイトをチェックする?」といったリアルな声を紹介します。

※インタビューした企業の業種は以下の通りです。

A社/旅行・観光業(会場手配担当)
B社/旅行・観光業(会場手配担当)
C社/イベント企画業(会場手配担当)
D社/イベント企画業(イベント担当)
E社/IT/Webサービス業(イベント企画・運営担当)
F社/コンサルティング業(研修会場手配担当)
G社/コンサルティング業(会場手配担当)
H社/コンサルティング業(会場手配担当)
I社/広告・コンサルティング業(研修会場手配担当)
J社/旅行・観光業(国際会議案件担当)
K社/コンサルティング業(社内イベント企画担当)
L社/インフラサービス業(イベント企画・運営担当)

会場探しのタイミング

会場探しのタイミング

・多くは6ヵ月前~1年半前から探し始める
・大規模・定期開催のイベントでは2~3年前に予約するケースも

早めの情報発信が稼働率アップのカギとなりそうですね。

会場を探す担当者

会場を探す担当者

・営業担当やイベント企画担当が中心
・決裁権は課長~部長クラス

実績や信頼性も判断材料にしているという声があったので、「安さ」だけではなく、「施設の価値や対応力」が差別化の要素になりそうです。

会場選定で重視されるポイント

会場選定で重視されるポイント

・会場の広さ・設備(音響・レイアウト対応など)
・立地・交通アクセス
・費用感

また、営業担当者の対応のスピード、柔軟性も決め手になることが多いとの声がありました。

「問い合わせへのや早いレスポンス」や「代替案の提案力」が選ばれる決め手になるので、ぜひ意識してみましょう。

検索行動と利用デバイス

検索行動と利用デバイス

・PC検索が中心で、検索エンジンはGoogleが多数
・検索キーワードは「エリア+人数+施設種別」など具体的
・公式サイトを最も重視し、次いで会場一覧サイトも活用

公式サイトを最も重視しているとの意見が多かったので、自社サイトに課題を感じている施設さまはこれを機に見直してみるのも良いでしょう。サイト作りのポイントについては、この後詳しく解説します。

また、会場一覧サイトを利用する声も多かったので、弊社が運営する「会議室.COM」のようなポータルサイトに掲載すると稼働率アップが期待できるでしょう。

集客・稼働率を伸ばす!サイト改善のポイント

調査から見えた「利用者がサイトに求める要素」を整理しました。ぜひ自社サイトと比較しながらチェックしてみてください。

ナビゲーション機能は必須

ナビゲーション機能

・ユーザーが迷わず必要情報へアクセスできている導線だと利用しやすい
・「料金」「アクセス」「問い合わせ」などをタブ化して視覚的に見やすくすると◎

ナビゲーション機能とは、ユーザーがサイト内を移動できるように誘導するリンクやページの仕組みを指します。

これらを意識して導線を整備すると利用者にとっても利用しやすいサイトになります。

利用イメージを具体化できるコンテンツ

利用イメージを具体化できるコンテンツ

・会場写真はレイアウト別に複数掲載(会議・懇親会など)
・会場図面や利用用途の記載もあるとよい
・事例紹介・動画・360°ビューがあると利用イメージがしやすい

会場の写真は、利用を検討するユーザーにとって最も情報を得やすいポイントです。利用イメージを具体的に膨められるよう、できるだけ多様なレイアウトや角度から撮影した写真を複数掲載することをおすすめします。

また、弊社では施設を360°のパノラマでご覧いただける「Panoviewn」というサービスも提供しています。

自施設の魅力をより効果的に伝えたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

オリジナルマップを掲載すると◎

オリジナルマップを掲載すると◎

・Google Mapだけでなく、オリジナルマップも提供

サイトに載っているオリジナルマップの画像をイベントチラシなどにそのまま貼ることもあるそうで、オリジナルマップがあると助かるという声もありました。

こうしたひと工夫が、利用者に選ばれる決め手になることもあるため、ぜひ作成を検討してみてください。

情報量は「網羅的」に記載

・キャンセル規定
・アレルギー・ハラール対応
・面積や天井高(天井高を気にされる方は特に多い)
・利用可能な用途や実績

「情報が充実している=信頼できる施設」と認識されやすいです。ぜひこういった情報も記載するようにしましょう。

問い合わせフォームは簡潔に

・入力項目は最小限
・自由記述欄があると◎
・記入例があると入力しやすい
・電話番号の記載もしてほしい

利用者はできるだけ早く会場を見つけたいと考えているため、シンプルな問い合わせフォーム迅速なレスポンスは、会場の稼働率を高める重要なポイントといえます。

まとめ:選ばれるMICE会場の条件とは?

今回の調査から見えてきたのは、MICE会場の集客や稼働率を高めるには、利用者の立場に立った工夫や気配りが大切だということです。

選ばれるMICE会場のポイント

・基本条件(立地・設備・価格)+柔軟性やホスピタリティ
・サイト改善(導線・情報量・問い合わせのしやすさ)
・利用者ニーズへの対応力(ハラール・バリアフリー・宿泊施設との連携 など)

こうした取り組みが「ここなら安心して任せられる」と思われる会場づくりにつながります。

ぜひ今回の記事を参考に、選ばれるMICE施設を目指しましょう。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

集客・稼働率アップを狙うなら「会議室.COM」も活用を

「自社サイトだけでは集客に不安がある…」という施設運営者の方には、国内最大級の貸し会議室検索サイト「会議室.COM」への掲載がおすすめです。

・多様な利用者層にアプローチできる
・掲載施設への問い合わせ件数の増加が期待できる
・自社サイトへの流入アップにもつながる

自社サイトとあわせて活用することで、効率的に集客を伸ばすことが可能です。ぜひ検討してみてください。

会議HACK!編集部
会議HACK!編集部です。
会議に関するお役立ちノウハウ・会議術や、各界の有識者へインタビューを発信し、すべてのビジネスパーソンに役立つコンテンツをお届けします。

また、会議HACKの姉妹サイトでは企業のあらゆる場所探しをお手伝いしていますので、ご興味ある方はぜひご利用ください!

貸し会議室探しなら:国内最大級の貸し会議室検索サイト「会議室.COM」
レンタルオフィスを探すなら:「レンタルオフィス.com」
研修施設を探すなら:研修・合宿施設検索サイト「CO-MIT」
240527_会ドバナー
「会議HACK!」とは?

人気記事ランキング

最新インタビュー

新着記事

タグ

PAGE
TOP