ゲームでリーダーシップ研修!やる気になるゲーム研修の魅力とは

ゲームでリーダーシップ研修!やる気になるゲーム研修の魅力とは

どの企業も必死になって取り組んでいるのが、生産性のある仕事をするということです。会社として当然のことですが、生産性をUPさせるにはチーム力を上げることが大切で、そのためにはチームリーダーの統率力が欠かせません。

企業に勤めると多かれ少なかれ研修に参加する機会があると思いますが、今回はゲームを取り入れたリーダーシップ研修についていくつか紹介します。ゲーム研修だからこそ得られる効果やゲームの種類について、これから順に見ていきましょう。

目次
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ゲーム研修とは?

皆さんは「研修」に対してどのようなイメージを持っていますか?「退屈で面白くない」「効果についてよくわからない」など、ネガティブなメージを持つ人のほうが多いかもしれません。研修と聞くと長時間に及ぶ座学を思い浮かべますが、近年はさまざまなメニューが準備されています。中でもゲームを取り入れた研修は、参加者にも人気のようです。
ゲーム研修のメリットは、次のとおりです。
・堅苦しくない
・自然とコミュニケーションをとれる環境
・協調性が養われる
・体験型なので記憶に残りやすい
ゲーム形式の研修は、何といっても堅苦しくないのが魅力です。コミュニケーションが苦手でもゲームだと自然と会話が生まれますし、スクール形式の座学とは違って身をもって体験できるため、終了後も記憶に残りやすく有意義な時間となるでしょう。 また、ゲームとしてメニューが成立しているので準備が楽など、参加者だけではなく主催者側にもメリットがあります。

リーダーシップ研修におすすめのゲーム

経営センスを強化「ビズストーム」
経営を模倣したゲームをおこなうことで、ビジネスにおいて必要なものは何かを学び、実践に活かせるようにするビジネスゲームです。準備された専用キットを使用し、4~6人程度のチームを1卓としてプレイします。皆がそれぞれ会社を経営している設定で、マーケティングや広告業務、営業活動や研究開発などしながら経営資源を増やしていきます。
ゲームの所要時間は3~6時間程度で、中級・上級などレベルに応じて選択が可能。経営資源や資金・リスク管理、人材や時間の使い方などマネジメントについて学べるほか、市場選びや価格設定の仕方、競合に対する戦略など、とくに現代社会におけるマーケティングを重視した経営シミレーションゲームです。
もともとゲームクリエイターだった経営コンサルタントが開発したゲームであるため、夢中になれる要素が盛り込まれています。また使用する数字がシンプルなので「数字が苦手」という人でも楽しく学ぶことができます。
「ビズストーム」をもっと詳しく見る
チーム運営を体験「THE商社」
5~6人を1つのチームとし、全体で10チーム程度つくってプレイをします。各チームには「ヒト・モノ・カネ」を象徴する、「ビジネスカード・資源カード・資金カード」が与えられます。
プレイの仕方は、まず特定の組み合わせで新規ビジネスを立ち上げ、追加で新しいカードや固定資産、資金を増やしていきます。チーム間で交渉を進めてカードの交換などをおこない、ほかのチームよりも資産や現金を多く集めてもっとも利益を得たチームの勝利となります。
・チームの目標を明確にする
・目的達成のためのビジョンを描く
・「ヒト・モノ・カネ」の適切な運用方法を模索する
・相手と交渉するため論理的に話すことが必要
・必要な場面で自主的に行動する力が求められる
・メンバーを納得させて指示を出す
このように「THE商社」では、目標の明示や戦略の立案、経営資源の管理、積極性や説得力・指導力など、さまざまな観点からリーダーシップ力を育てることができます。
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合意形成プロセスを体験「NASAゲーム」
このゲームは、チーム内のさまざまな価値観や利害を互いに認め合って、いかに妥協せず意見の一致を目指せるかという「合意形成(コンセンサス)」ゲームです。NASAゲームは1チーム5人程度でおこない、月に不時着した宇宙飛行士という設定でスタートします。
手元には15枚カードが準備されていて、それぞれ「水」「磁石コンパス」「ナイロン製ロープ」「救命ボート」など、さまざまなアイテムの絵がプリントされています。320km離れた母船に無事戻るにはどのアイテムが重要か、15個の中から自分なりに優先順位をつけて並べていきます。次はチームメンバー全員で協議し、チームとしての優先順位を決定しますが、この時できるだけ妥協せずに、各メンバー合意の上で順位を決定することがポイントとなります。
このゲームでは、実際にNASAが示した模範となる回答が準備されているため、自分たちの回答と公式回答との差の合計を計算し、もっとも差が少ないチームの勝利ということになります。
合意形成の難しさや、合意形成のためのコミュニケーション力の必要性、1人で考えるよりもチームとして協力したほうが良い結果が得られることなどを学ぶことができます。
「NASAゲーム」をもっと詳しく見る
他人を認める承認ゲーム「トナリノココロ」
業務を円滑に進めるためには、チーム内の雰囲気が良くなければいけません。報連相ができていなかったり、チーム内の連携が上手くいかないと感じるなら、日ごろのコミュニケーションの取り方に問題があるのかもしれません。
このゲームでは、参加者全員が企業の特命部の社員という設定で、支社を襲うさまざまな問題や課題について協力しながら解決していきます。作戦タイム中に話ができるのは1人に制限され、作戦を立てる相手は次々と入れ替わり、参加者ほぼ全員と話をする機会が得られます。
発言中はほかの参加者は話に割り込むことができないので、人の意見を傾聴する力がつきます。また、問題解決までのプロセスにおいて「承認」が必要な場面が多く組み込まれており、他人を承認する際のポイントや、他人から承認されやすい言動についての理解も深まります。
「トナリノココロ」はコミュニケーションとはどういうことか、他人を認めることの大切さや褒められることの喜び、リーダーシップのあり方などについて学べる協力型のビジネスゲームです。
「トナリノココロ」をもっと詳しく見る
チームワークが大切「ドミノゲーム」
誰でも一度は経験したことがあるドミノ倒しですが、研修ではちょっとしたルールを追加すると効果的です。たとえば、株式会社ハートクエイクが提供しているドミノ研修では、使用するドミノの数は100個程度とし、一番時間がかかった(最後にゴールした)チームの勝利というものです。
チームには最初に5分間の作戦タイムが与えられ、その後7分間でドミノを並べ終えます。限られた数のドミノを、ほかのチームよりいかに長い時間をかけて倒せるか……。とてもシンプルなゲームですが、同じ目的に向かって課題をクリアするためには、戦略やアイデアを出す、時間配分を考える、サポートに回るなど、さまざまなポジションでリーダーシップが必要とされます。

まとめ

チームを率いるリーダーシップとは、目に見えてぐいぐい引っ張るだけではありません。チーム力を上げるためにさまざまな能力が必要で、それはコミュニケーション力や洞察力、臨機応変に対応できる力、正しい判断力などさまざまです。

リーダーシップ研修にもいろいろな種類がありますが、和やかな雰囲気で進めたい、参加者同士の面識がないなどの場合、今回紹介したようなゲーム研修が良いかもしれません。ゲームといっても研修用に考案された内容なので、無理なく楽しみながら、リーダーシップに必要なスキルを身につけることができるでしょう。

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