男女別!相手に好かれるビジネスマナーの身だしなみチェックリスト

男女別!相手に好かれるビジネスマナーの身だしなみチェックリスト
新社会人として仕事を始めると、学んだり覚えたりしなければならないことばかりでいっぱいいっぱいとなり、細かい身だしなみになかなか意識が向けられないことも多いかと思います。なかには先輩や上司から、「せめて身なりくらい、もっとちゃんとしろ」などとダメ出しをされてしまうこともあるのではないでしょうか。

社会人としてこれから一人前になっていくにあたり、就活時の身だしなみの考え方からバージョンアップする必要が出てきます。
今回は社内外の人への好感度が良くなる、基本のビジネスマナーに沿った身だしなみのポイントを、男女別にご紹介します。
目次

身だしなみは第一印象に大きく関わる

男女別!相手に好かれるビジネスマナーの身だしなみチェックリスト

「人は見た目が9割」や「第一印象は数秒で決まる」と言われるように、あなたの評価は初顔合わせ後ほんの数秒で、外見を中心に決まることが多いものです。つまり、相手に与える視覚的な情報を意識して良くしていくことが、ビジネスにおける身だしなみの最大のポイントになります。

もちろん表情や仕草といった身だしなみ以外の視覚情報、声質やトーンなどの聴覚情報も印象に影響を与えます、しかしそれらの情報を操作することより、身だしなみを意識して整えることはすぐできます。誰でもすぐ簡単に取り組めるものだからこそ、できていないところが目につきやすく、それゆえ身だしなみが最重要だといえるでしょう。

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身だしなみは男女で若干求められる部分が変わってきますが、基本的な部分は大きく変わりません。ここからはより具体的な身だしなみのチェックポイントについてご紹介していきます。

男女共通、基本の身だしなみチェックリスト

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ビジネスマナーとしての身だしなみの最大のポイントは、男女共通で「清潔感」になります。清潔感というと抽象的すぎるかと思いますが、具体的にいえば「相手の感覚に寄り添って不快感を与えない外見をつくること」と解釈してください。不快感を与えないためには、なにを身に付けるかも重要ですが、どう身に付けるかの方がより重要です。

下記は男女に共通するビジネスマナーに沿った身だしなみのチェックポイントです。全てクリアできているか、確認してみましょう。

定期的に美容院や床屋へ行き髪型が整えられている。
過度な茶髪や金髪のような染髪をしない。
洗髪を行い、寝癖やフケがなく整髪されている。
体型に合ったスーツを着用している。
洗髪を行い、寝癖やフケがなく整髪されている。
スーツやシャツにシワや汚れ、ほつれなどがない。
靴は磨かれていて、汚れがない。
靴の踵がすり減っていない。
爪は定期的に切られていて、爪に汚れが溜まっていない。
鞄などの持ち物が手入れをされていて汚れていない。

ビジネスにおける女性の身だしなみのポイント

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女性の場合、男性よりもビジネスにおけるファッションのバリエーションが多いことが特徴です。トップスについては、男性がワイシャツ一辺倒なのに対して、女性の場合、ノースリーブや襟元が大きく開いたブラウスなどの選択肢もあります。
ボトムスについてもパンツのほかにスカートという選択肢があり、スカートの場合は丈の長さという変数によりバリエーションが増えます。基本は毛玉やシワの有無を見つつ、スカートの丈感や露出度なども意識しましょう。

肌の露出度や色味、トーンを確認しよう
肌の出し過ぎは品がない、軽いと思われやすく、誠実さを求められるビジネスの場には不適切な印象を与えます。露出度が適切かどうか、今一度確認してみましょう。

服装の色味もTPOに合わせて選べるとベストです。親しみやすい印象を与えたい場合はベージュやパステルカラーなどの柔らかい色味を、真面目で誠実な印象を与えたい場合は白や黒、水色といったクリーンな色味をチョイスしてみてください。
アクセサリー選びも重要
さらにイヤリングやネックレスなどのアクセサリー選びも、ビジネスシーンにおいて大切です。どの程度のアクセサリーをチョイスするかという基準は、職種やTPOなどによって変わってくる可能性があるため、ケースバイケースで考える必要があります。

大体はシルバーやゴールドのシンプルかつ小ぶりなネックレスやピアス、イヤリング程度が無難でしょうか。ただしイマドキの感性を求められるような場面や取引先とのやり取りでは、流行を取り入れた洗練感のあるデザインのアクセサリーを身につけると良い印象を与えることもあり、相手によって選び方は大きく変わるといえるでしょう。
ビジネスにおけるメイクの重要ポイント
そのなかでも女性の身だしなみの最大の特徴はメイクです。派手さをおさえたナチュラルメイクがビジネスマナーとしての化粧の基本ですが、コロナ禍にともなってマスクをする時間が増えたため、目元のメイクに一工夫を加えることが印象のよいビジュアルづくりに役立ちます。

目元しか見えないからといって、目を強調するため濃すぎるアイメイクやカラーコンタクトをすると、かえって目元の表情や感情が伝わりづらくなることもあるので気をつけましょう。マスクは顔や唇の血色を隠してしまうため、健康的な印象を与えたいときは、いつもより高めの位置に健康的な色のチークカラーをのせるのもおすすめ。
大きいラメよりパールを選ぶ、マットな赤リップよりシアーな赤リップなど、「華やかだけど派手じゃない」を意識したメイクアイテム選びができればベストです。

ビジネスにおける男性の身だしなみのポイント

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男性の場合、髭という女性にはない特徴があるので、無精髭は問題外として、キレイに髭剃りができていることが清潔感を出すためには不可欠です。
また男性の場合体臭やアルコール臭、ニンニク臭やタバコ臭といった「臭い」が問題になる場合があります。見た目だけではなく臭いにも十分気をつけましょう。

便利なリュックも、身だしなみの点では注意が必要
最近、男性ビジネスパーソンの持ち物として、手提げ鞄ではなくリュックを使用する人が増えています。利便性という点では、手提げ鞄よりもリュックの方が優れています。

しかし、スーツが傷みやすいとかシワになりやすいというデメリットがあるために、純粋に身だしなみという点からリュックは扱いが難しいです。状況に応じて利便性とビジネスマナーを天秤にかけ、手提げ鞄とリュックを使い分けるという対応が必要になるでしょう。

仕事スイッチを入れる目的でも、身だしなみを整えることは大切

ビジネスマナーとしての身だしなみのは、相手の印象をよくすることが最大の目的です。一方で、カジュアルな日常の服装とは違ったビジネス向けの装いでビシッと決めることで、自分自身に仕事のスイッチを入れていくというパーソナルな効果も隠されています。他人のためだけではなく自分自身のためにも、身だしなみに気を配ることが社会人として大切な心得といえるでしょう。

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