集客を成功させるセミナー・イベントチラシの作り方

集客を成功させるセミナー・イベントチラシの作り方

スキルアップのための勉強会、音楽やダンスのイベント、花火大会などの観光イベントなど、一年を通して、さまざまなセミナー・イベントが開催されています。企業が売上向上のために行う、制作発表会や販売促進なども含め、各地で毎日のように、多様な分野のセミナー・イベントが行われています。一方で、メディアに取り上げられたり、大きく報道されたりと注目を集めるものは、集客に成功しているイベントですよね。

集客に成功しているセミナー・イベントとは、告知に成功しているといえるでしょう。どんなに素晴らしい内容のセミナー・イベントでも、集客に繋がらないともったいないですよね。集客ができ、プログラム内容をトラブルなく運営できるセミナー・イベントにするために、プログラムの内容や実施日時の記載は重要ですが、告知内容と方法も、同じくらい大切です。今回は、セミナー・イベント告知に必要な、「チラシ」にスポットを当てていきます。

目次

チラシで絶対抑えるべきポイント

実際にチラシ制作を始める前に大切なことは、どのような人をターゲットにしたセミナー・イベントであるのかを、事前に理解しておくことです。
例えば、40~50代の男性向けセミナー・イベントのチラシを制作する際、若い女性が好みそうなデザインを用いても、ターゲット層には告知内容が刺さりません。「どのようなターゲット」に「何を伝えるか」を事前に定め、デザインテイストを考えていきましょう。

参加メリットを伝える
集客をするためには、そのセミナー・イベントに参加することで、参加者にどのようなメリットがあるのかを、明確に伝えるという点が重要になります。参加することで得られるメリットが大きいほど、該当セミナー・イベントへの参加意欲は高まります。この点を意識して、チラシ制作を行いましょう。
チラシに載せる内容
セミナー・イベントを、チラシで告知する際に、必ず載せなければいけない項目について説明します。興味を持ってもらえる内容にすることと並行して、誰が見ても理解できる、分かりやすい内容にしなければいけません。
「タイトル」で引きつける
タイトルは、一目で、セミナー・イベントの内容が分かるようなものを考え、一番大きな文字でレイアウトしましょう。例えば、このような具合です。
「12月15日(土)今年こそ手作りおせちに挑戦!初心者でもOKの教室開催!講師は○○でおなじみの〇〇さん!」
開催日時は、参加を左右する大切な要素です。タイトルに入れるか、タイトルと同じくらい目立たせましょう。
「導入文」で参加意欲アップ
導入文は、セミナー・イベントを開催することになった経緯や理由を、簡単に書きます。
主催者側のどんな気持ちがこめたセミナー・イベントなのかが伝われば、参加への動機付けに結びつきます。
先ほどの例であれば、「実は、料理初心者でも、見栄えの良いおせちが作れるので、新年は手作りおせちで迎えるきっかけにしてほしい」という点が、セミナー・イベントを開催する目的であり、主催者の思いになります。
「ターゲット」を明確に
どんな人をターゲットにした、セミナー・イベントなのか。ターゲット層に向けて、参加するとどのように役立つのか、おすすめしたい内容をできるだけ具体的に、簡潔に書きます。箇条書きがおすすめです。
先ほどの例であれば、このようになります。
・おせち作りに興味はあるが、今まで作った経験がない人
・料理は初心者であると自覚している人
・季節行事を大切にしたいという気持ちのある人
「申し込み特典」「参加特典」は具体的に
セミナー・イベントに、申し込み特典や参加特典が付けられている場合は、必ず告知内容に入れましょう。「12月いっぱい○○スーパーで使える割引券」「特製レシピ集」など、具体的に記載します。特に特典が用意されていない場合も、参加することで得られるメリットについて、できるだけ明確に伝えましょう。
先ほどの例であれば、このようになります。
・簡単に作れるレシピが学べる
・冷蔵庫にあるもので料理できるレシピを伝授
・お正月にマスト!家族が大喜びの日持ちする常備材
「講師プロフィール」には親近感を
講師プロフィールには、可能であれば顔写真も掲載しましょう。写真はできるだけ明るい表情の笑顔のものを用意すると好感度が高まります。
また、プロフィールの項目や文章は、セミナー・イベントに合わせてテイストを合わせる必要はありますが、親近感を持ってもらえるような内容を心がけ、集客に繋げていきましょう。
「概要」を念入りに確認
セミナー・イベントの概要欄では、タイトルなどで記載している内容も、改めて記載します。
・日程
・場所
・アクセス案内(必要に応じて駐車場なども記載)
・参加費用(税込か税別も記載)
・申し込み方法と連絡先
・タイムスケジュール
・会場内マップ
・当日の持ちもの
・主催者情報

もっと凝るなら!

デザインはターゲットを意識
内容が決まったら、次は、デザインです。デザインの専用ソフトを使わなくても、WordやExcelなどの身近なものを用いて、制作することもできますので、安心してください。インターネットで検索してみると、無料で使用することができるデザインテンプレートもたくさんあります。こういうものを上手に使えば、効率的に作成できるでしょう。
「フォント」「色」がテイストを左右
フォントと色の組み合わせにより、全く異なったイメージとなります。フォントは、さまざまな種類を組み合わせて用いると、勢いがあり、元気でカジュアルな印象になります。逆に、1~2種類に絞ると、落ち着いて品の良いイメージです。色は、基本的にフォント同じ考え方です。種類が少ないほど、上品で落ち着いた印象になります。
どのような層をターゲットにした、どのような内容のイベントなのかを考慮し、全体のデザインテイストを決めましょう。
写真は「フリー素材」を活用
写真を用いると、セミナー・イベント内容がイメージしやすくなります。ただ、注意したいのは、画素数。画質の粗い画像を使ってしまうと、全体的に上質感がなくなってしまうので、注意が必要です。主催者や講師などから、できるだけ高画質の写真を借りしましょう。写真の加工は、簡単に取り組めるものも多いので、必要な加工方法をインターネットで検索してチャレンジしてみましょう。使用料無料の「フリー素材」サイトを利用するのもいいですね。
他の集客ツールと連動
チラシ以外にも、セミナー・イベントの告知方法は、さまざまな手段があります。印刷物は、ポスターやダイレクトメール。インターネットは、運営者・主催者・関係者のホームページ、FacebookやTwitterをはじめとするSNSなどがありますので、チラシ以外のツールと連動することで、集客率の向上を図りましょう。
告知する際には、媒体を問わず、記載内容やデザインなどを含めた統一感を意識しましょう。セミナー・イベントに興味を持ってくれた人たちが、「参加者」となるよう、集客に繋がるツールの活用はおすすめです。

まとめ

セミナー・イベントの告知における「チラシ制作」で、押さえておきたいポイントを紹介してきました。制作時には、セミナー・イベントの内容や目的を把握し、想定したターゲット層に響くキーワードを盛り込むことが大切です。興味を持ってくれた人が、参加するきっかけになり、さらに明確に情報が記載されていれば、主催者の好感度も上がります。

デザインが不安な場合は、WordやExcelなど使い慣れたソフトを使用した、無料のテンプレートをインターネットで探し、利用する方法もおすすめです。フリー素材サイトも上手に活用し、チラシ制作に取り組んでみてください。告知の方法を少し工夫して、集客に繋がるセミナー・イベントにしてみませんか。

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