話し方でビジネスチャンスが生まれる!話し方改善におすすめの本10選

話し方でビジネスチャンスが生まれる!話し方改善におすすめの本10選

毎日交わす会話の中で、自分の言いたいことが相手にきちんと伝わっているのか不安に感じたことはありませんか?特にビジネスの世界においては、話し方次第で成果が大きく左右されてしまうことも……。

同じ内容なのに、話し手によって受ける印象がまったく違うことがありますが、それは「話し方」が鍵となっているのです。近年は人とコミュニケーションをとるのが苦手という方が多いようですが、話し方を見直すことですんなり解決できる場合もあります。
そこで今回は、話し方の重要性と、おすすめのノウハウ本10冊を紹介します。

目次

なぜ話し方は重要なのか

「話す」=「伝える」ということ
日ごろから何気なくしている「話す」という行為について、特別意識してみたことはありますか?
家族や友人、会社の同僚や上司・部下のほか、取引先のお客さまなどと話す機会は実にたくさんあると思います。その中で話す相手によって言葉づかいを変えたりすることはあっても、根本的な話し方について考えることは少ないかもしれません。
人はなぜ話すのか?
それは相手に「伝えたい」ことがあるからです。しかし、話し方によっては自分の思いが相手に十分伝わらない可能性もあります。
たとえば研修や企業説明会などに参加したとき、内容がどんどん頭に入ってくる場合とそうでない場合があります。これは、担当者の話し方の上手下手が大きく影響していることが多いのです。
相手の興味を引いて話に集中させてこそ、内容が伝わるというもの。それができなければ、次々に説明される細かな内容は頭に入ってきませんし、一時的に理解したつもりでもすぐに忘れてしまいます。
・内容は素晴らしいのになぜか印象に残らない
・大した内容ではないが強く印象に残る
これらの違いは「話し方」にあります。いくら完璧なスピーチをしても、話し方次第で相手が受ける印象はとても薄いものになってしまうのです。
話し方で決まる第一印象
人は最初にもったイメージが強く残るため、第一印象はとても大切です。
米UCLA大学の心理学者アルバート・メラビアンは、人の第一印象は初対面の3〜5秒で決まると提唱しています。これを「メラビアンの法則」といい、詳細は次のとおりです。
視覚情報:55%(見た目・表情・目線・仕草・態度など)
聴覚情報:38%(口調・声の大きさやトーン・話すスピードなど)
言語情報:7%(言葉そのものや話の内容など)
これを見てわかることは、人の第一印象は見た目と話し方でほぼ9割方決まってしまうということです。視覚情報の数値がもっとも高い結果になっているため、「第一印象は見た目がすべてなのでは?」と思ってしまいがちですが、実はそうとも言い切れません。
たとえば、見た目の印象がいまひとつの話し手でも、声を発した途端にガラリとイメージが変わって話に引き込まれることがよくあります。逆に見た目がよくても、話し方でがっかりしてしまうということもあり得るでしょう。

話を伝えるための構成要素

相手に自分の思いを正しく伝えるためには、いくつかのポイントがあります。「態度・内容・声」、この3つの要素がうまく融合していなければ、話は聞きづらいものとなってしまうようです。

話すときの態度
話すときの態度は、相手に与える印象を大きく左右するため注意が必要です。話をするときは相手の目を見るようにし、内容に応じて適度にジェスチャーを入れるのもおすすめです。
相手を見ずにそっぽを向きながら淡々と話す、一方的に話して相手の反応にお構いなし、顔が無表情などはよくありません。ときおり相手の顔色を伺いながら、内容に合わせた表情やジェスチャーを加え、相手を話しに引き込むことがポイントとなるでしょう。
話の内容
話の内容がわかりにくい人は、いくつかの特徴があるようです。
たとえば主語がない、言葉足らず、一文が長い、時系列がめちゃくちゃなどです。まず、相手に話の内容を理解してもらうには、きちんと主語をつけること。そして、尻切れトンボで次の話に進まず、語尾まで言いきるようにしましょう。
「理解しづらいかな?」と感じる事柄については、事例などを挙げるとわかりやすいかもしれません。また、「えーっと」や「あ〜」などの無意味な言葉の使いすぎを避け、スッキリと言いたいことだけ話すのがおすすめです。
話すときの声
声の質やボリューム、また話し方によっても、話の伝わりやすさは変わってくるでしょう。かぼそく小さい声よりも大きな声、かすれた声やこもった声より透明感のある声の方が聞き取りやすいものです。
とはいっても、もともと滑舌が悪い場合や、生まれつきの声質などは変えることが難しいですよね。この場合は早口にならないようにする、できるだけ落ち着いて話す、話に強弱をつけるなどの工夫をすることで、相手に伝わりやすくなるのではないでしょうか。

話し方を学ぼう!非言語的コミュニケーションの大切さ

話し方で印象が変わるとなれば、ビジネスにも大きな影響を及ぼします。新規取引先などの初めて会う人はもちろんのこと、社内でのミーティングやプレゼンなどでも、話し方ひとつで成果に大きな違いが出る可能性があるでしょう。

また、ビジネスチャンスをものにするには、話し方だけ注意をしてもうまくはいきません。前項でお伝えしたとおり、視覚・聴覚・言語の要素が効果的に組み合わさっていることが大切です。話の内容に声のトーンや表情がマッチしていない場合は、相手に不信感を与えてしまうことさえあります。

次に紹介する本を参考に、自身の声の出し方や話すスピードなどについて、いま一度見直してみてください。

話し方改善におすすめの書籍10選!

では、どのような話し方をすれば良い印象をもってもらえるのか、また円滑にコミュニケーションを図ることができるのかについて、おすすめの本を10冊紹介します。

たった1日で声まで良くなる話し方の教科書(東洋経済新報社)
フリーアナウンサーで、現在はボイス・スピーチデザイナーとして活躍中の魚住りえさんの著書。「少しのコツさえつかめば話し方は劇的に変わる」という考えのもと、周りを集中させる声のトーンやあいづちの打ち方、よい声とはどのような声なのかなど、今すぐ使えるシチュエーション別の会話テクニックを学べます。
たった1日で声まで良くなる話し方の教科書
3秒で心をつかみ10分で信頼させる聞き方・話し方(ディスカバー・トゥエンティワン)
報道記者や政治部記者を経て、現在はキャスターとして活躍中の小西美穂さんが手掛けた1冊。現場で取材したことを、自身の言葉でお茶の間に伝える記者キャスターとしての経験を活かして書かれています。
初対面の人との話し方テクニックや、会話を上手につなぎながら自分の言いたいことを伝えるノウハウについてなど、誰でもすぐに実践できる50のコツをわかりやすくまとめています。人との会話そのものが苦手、人見知りする、話がなかなか続かないなど、会話ベタな人におすすめです。
3秒で心をつかみ10分で信頼させる聞き方・話し方
相手に「伝わる」話し方(講談社)
NHKの報道記者やキャスターを経て、現在はフリージャーナリストとして活躍中の池上彰さんの著書です。「週刊こどもニュース」では、子ども相手に伝えることの難しさを痛感。なぜわからないのか、どのような話し方をすれば伝わるのかと悩んだ経験から、話の「つかみ」や「共通体験作り」の必要性など、相手を話に引き込む池上流テクニックが満載です。
相手に「伝わる」話し方
大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる(SBクリエイティブ)
明治大学の教授で、教育学・身体論・コミュニケーション論を専攻としている齋藤孝さんの著書。他にも『声に出して読みたい日本語』や『会話がはずむ雑談力』など、コミュニケーションを円滑にするための本を多数出版しています。
話し方が相手に与える影響が大きい中、語彙力がないのはかなりのマイナスポイント。せっかくよいことを話していても、語彙力が乏しいと伝える力は半減してしまいます。そこで本書では、何気ない会話のほか、ビジネスシーンでも役立つ実用的な例をシチュエーション別に「語彙力ノート」としてまとめています。
日ごろから話が人に伝わりづらいと感じる人は、本書を参考にして語彙力を上げてみるとよいでしょう。
大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる
いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則(朝日新聞出版)
J-WAVEやNHKなどで人気の、ラジオDJを務める秀島史香さんの著書。TVや映画やアニメのナレーションのほか、絵本の朗読やJALの機内放送など、「声」に関わる方面で多岐にわたり活躍する著者が、どんな場面でも相手の心をつかむ話し方・聞き方を伝授しています。
いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則
「感じがいい」と言われる人の話し方(日本実業出版社)
著者の松本幸夫さんは、プレゼンやスピーチといったコミュニケーション術を中心に、年間200回ほどの研修をおこなっています。本書では、好まれる話題の選び方や会話のタブーのほか、「いつもプラスの一言を添える」「3D言葉を使わない」など、すぐに使える会話テクニックがたくさん書かれています。
「感じがいい」と言われる人の話し方
マジで会話が苦手でも、「楽しい人」になれる本(PHP研究所)
コミュニケーションスクール「TALK&トーク」を開校し、近年注目を集めている野口敏さんの著書。人と会話をするときは面白おかしく話す必要もないし、無理に盛り上げなくて大丈夫など、目から鱗の会話術が掲載されています。
たったひとつまみで話が面白くなるレッスンや、沈黙のピンチのすり抜け方など、話ベタの人におすすめの1冊です。
マジで会話が苦手でも、「楽しい人」になれる本
人は「話し方」で9割変わる(コスミック出版)
著者である福田健さんは、言語科学研究所で指導部長と理事を歴任後、自身で株式会社話し方研究所を設立。どうすれば初対面で相手の心をつかむことができるのか、仕事や恋愛、人間関係を良好にするためのノウハウについて詳しく書かれています。
人は「話し方」で9割変わる
こっそり人を操る心理法則(PHP研究所)
本書はテレビなどでお馴染みの、日本で唯一のメンタリストであるDaiGoさんによる著書。「何としてもまとめたい契約がある」「パートナーの機嫌を直したい!」など、仕事や恋愛のほか、人間関係全般において使える会話テクニックが満載の1冊です。
説得力を高める話し方や交渉術など、図解式でわかりやすく書かれています。
こっそり人を操る心理法則
1日1分、30日で人生が変わる「話し方」「聴き方」の法則(ダイヤモンド社)
本書は、元JALの客室乗務員として勤務していた下平久美子さんの著書。マナーや接客担当の育成などに携わり、話し方インストラクターを経て、現在は講師として30年以上も活躍する大ベテランです。
交流分析の教授という顔も合わせもち、「話す」「聴く」をスムーズにおこなえるよう、1日1分で手軽にできる訓練法を紹介しています。
1日1分、30日で人生が変わる「話し方」「聴き方」の法則

まとめ

話し方が人に与える印象は、私たちが思っている以上に大きいのかもしれません。声の出し方や高さ、話すスピードなどは人それぞれなので、先天的に話し方が上手な人もいます。しかし、そうではない人でもちょっとしたコツさえつかめば、話し方はぐんと上達するものです。

日常会話やビジネスシーンなど、あらゆる場面で役に立ちそうな話し方改革。気になる人は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

会議HACK!編集部
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