チームビルディングとは?目的やチームにもたらす効果について

チームビルディングとは?目的やチームにもたらす効果について

チームビルディングというワードに聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。しかし、本来の意味や具体的な目的については、まだあまり知られていません。

近年、チームビルディングを取り入れる企業は増えてきているようですが、それはなぜなのでしょう。これからチームビルディングとは一体何なのか、その目的や得られる効果についてお話しします。

目次

チームビルディングとは?

言葉のとおり直訳すると、「チームビルディング=チームの構築」ということになりますが、ただ単にチームを結成するということではありません。チームビルディングとは、業務を生産性のあるものにするためにさまざまな方法で理想のチームを作り上げていく手法の1つです。

一人の力だけではどうにもならないことでも、周囲と協力すればできることは多々あります。これは仕事でも同じで、いかに多くの利益を企業にもたらすか、それは自身を取り巻く周囲の環境によって大きく変わってくるのです。がむしゃらにがんばっているのに思うように利益がでない、有能な人材ばかりなのに、なぜか成績が思わしくない……。

このような場合、個人がもつ能力を存分に発揮できないチーム環境であるという可能性があり、チームビルディングをおこなうことで問題を解決できるかもしれません。
「安心して相談できる」「積極的に協力し合える」といったチーム作りができれば、これまで以上に仕事の作業効率を上げることができるでしょう。

チームとグループは違う?
チームと似たようなものに、グループがあります。1つの集まりという点ではどちらも同じですが、決定的に違うのは「共通の目的があるかどうか」ということです。たとえば、展示会を成功させる、商品を期限内にすべて売り切るなど、1つの目的をもって作られた集まりは「チーム」といえます。対して、会社の同期など共通の性質をもつ人々が単純に集まっただけのものは「グループ」と呼ぶのが一般的です。
このようにチームとは、1つの目的や目標を達成するため、皆が一丸となってそれぞれの役割を果たす集まりのことをいいます。

チームビルディングの目的

近年、企業で取り入れられることが増えてきたチームビルディング。どのような目的でおこなわれるのか、内容を見ていきましょう。

チームビルディングの必要性
ひと昔前は、企業というと縦割り社会というイメージが強かったのではないでしょうか。上長の指示に従って与えられた仕事を黙々とこなす……。このように、ただただ受け身のスタイルだったのが、近年は企業を取り巻く環境も随分と変化し、それに伴い働き方やアプローチの仕方も少しずつ変わってきたようです。
企業の成長のために現在求められているものは、昔のような受動的なスタイルではなく、一人ひとりが積極的に仕事に関心をもち、リーダーシップを発揮できる環境作りです。さらにリーダーシップをもちながらも、周囲とコミュニケーションを取り協調性をもって仕事を進めていける人材育成も欠かせません。
そのため、近年はチームビルディング研修などを取り入れ、個々の能力だけではなく「チーム力」を上げることに注力する企業が増えてきたのでしょう。
具体的な目的
【作業効率のUP】
なぜ個々の研修ではなくチームビルディングなのか、チームビルディングの一番の目的は「作業効率を上げて生産性のUPを図る」ことにあります。1つの目標に向かって、それぞれがもつ能力を存分に発揮することができれば、チームとしてのパフォーマンスはこれまで以上に向上するでしょう。
【コミュニケーション能力のUP】
コミュニケーション能力という言葉をよく耳にしますが、人にはそれぞれ生まれもった性格があります。そのため、特に意識せずとも気軽にコミュニケーションがとれる人もいれば、なかなか自分からは話しかけられない、また話しかけられてもコミュニケーションの取り方が分からず話が続かないという人もいます。
仕事をする上でコミュニケーションは欠かせないスキルの1つ。周囲とのコミュニケーションが希薄だとどうしても仕事の視野が狭くなり、「報・連・相」も怠りがちになってしまいます。各自が主体性をもってお互い協力しながら、生産性の高いチームを作り上げるにはコミュニケーション力は必須。互いの信頼関係にも影響するので、コミュニケーション力はあるにこしたことはないでしょう。

チームビルディングの効果

チームビルディングの必要性や目的について理解したところで、今度は実際にどのような効果が得られるのかを見ていきましょう。

より大きな成果が期待できる
チームとして結果を残すには、もちろん一人ひとりの能力はとても重要です。しかし、Google社の生産性向上計画における調査によると、優秀な人材を寄せ集めたからといって、チームがよい成績を残すとは限らないことが分かったのです。
何をしても成功するチームと、逆に何をやっても失敗に終わってしまうチームというのがあります。この差は一体何なのか……。一見すると、単純に「個々の能力の差」によるものと思われがちですが、これは一人ひとりの能力の高さよりも、周囲への気づかいや共感といったメンタルの側面が大きく影響しているようなのです。
能力のある者がそれぞれ突っ走るのではなく、周りの人間にも興味をもって意見を聞き、発言を促す。こうすることで安心感と一体感が生まれ、チームとしてより大きな成果を挙げることにつながります。やはり共に働く仲間として、信頼関係を築くことが大切なのでしょう。
生産性の向上
問題点の改善など、業務の進行にフィードバックは欠かせませんが、コミュニケーションが上手くとれていない現場ではなかなか難しいものがあります。しかしチームビルディングの場合、コミュニケーション力が養われてチームとしての信頼関係が生まれるため、フィードバックしやすい環境ができあがり、生産性UPへとつながります。
仕事に対するモチベーションのUP
どうせ仕事をするなら、嫌々ではなく積極的にしたいというのが本音ではないでしょうか。しかし「もっと意欲的に仕事をしたい!」と思っていても、なかなかきっかけがなかったり、上手くいかないということも多いでしょう。
このような時こそ、チームビルディングがとても役に立ってくれます。チームが一丸となって1つのことを成し遂げたという成功体験は、更なるチャレンジへの糧となります。互いに協力し合いながら、各々の能力を発揮できれば大きな利益を産むことや、一人では成しえないこともチームならできるということが分かれば、仕事に対するモチベーションは自ずとUPするでしょう。

まとめ

仕事をする上で大切なことは、できるだけ無駄を省いて効率よく利益を上げることです。この目的を達成するためには、チームとして一人ひとりの能力を最大限に引き出せる環境が整っているかが鍵となります。

それぞれの力が合わされば、プラスαの結果がでることも少なくありません。日ごろから社員間のコミュニケーション不足に悩んでいる場合は、一度チームビルディングを検討してみてはいかがでしょうか。

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