会議HACK!を運営する「会議室.COM」(アスノシステム株式会社)で実施した独自アンケートの結果によると、会議で無駄だと感じることの第一位は「結論がでない」次いで「目的が不明確」でした。
このような無駄と思われてしまう会議にしないために、ファシリテータの役割は非常に重要です。
そこで種類や開催目的別に、会議進行がスムーズになるポイントやコツをご紹介してきたいと思います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000024100.html

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アイデア出しのためにブレインストーミングというスタイルでミーティングをおこなう場合、進行役はファシリテーターとしての役割を強く求められます。ブレインストーミングのゴールはたった一つの結論ではりません。まずは「質より量」を重視し、多くのアイデアや意見が参加者から出てくるように場作りをします。さらに常識的な発想から飛び出したアイデアが出るような空気作りも大切になります。
これを実現するために、ミーティングの冒頭でグランドルールを設定し参加者全員へ周知することが、ファシリテーターの最初の仕事です。ブレインストーミングのグランドルールとしては、つぎの4つが有名です。
批判しない
自由に発言する
質よりも量を重視する
アイデア同士を結合する
グランドルールの確認をしたら、つぎに何について考えるかというテーマや定義、背景にあるコンテキストについて時間をとって議論します。たとえば「新商品のアイデア出し」というテーマが設定されていた場合、「なぜ新商品が必要なのか」という根本的な認識が共有されている必要があります。もしかすると、「新商品が必要だ」という結論自体を見直さなければならないかもしれません。

状況報告や情報共有を目的とした会議で、進行役がもっとも重視すべきことは効率です。決められた時間のなかで必要な情報をきっちり引き出して共有できたかどうかで、会議の成否がはかられるからです。
そのため、会議の冒頭でアジェンダを提示して、内容と時間割りについて決められたとおりに進行していくことを参加者全員に再確認することが大切になります。
会議を進めていくなかでは、タイムスケジュールの管理に常に気を配ります。発言が長引く人には要約するとどういう話になるのかを促したり、発言の焦点がズレる場合にはカットインをして軌道修正を求めたり、コントロールを的確にしていくことが進行役の重要な役割です。

意思決定を目的とした会議で、進行役や最も重視すべきことは具体的な結論を導くことです。そのために、会議の冒頭で決定すべき議案と決定方法について、参加者の認識を統一しておくことが大切です。
意思決定会議の進め方のスタンダードは、議案について担当部署から状況や背景の説明をしたうえで、「だからAという施策を実行したい」「AかBという施策を実行したい」という提案があり、それをうけて意思決定者が採択するという流れになります。

ファシリテーションの基本として最初に大切なことは、会議の目的をきちんと理解することです。ここまで見てきたように会議のタイプによって進行のスタイルが変わるため、今回の会議がどのような性格なのか、最初に間違いなく把握しておくことが最重要ポイントです。
実際に会議が始まったら、目的に応じて場を活性化することにも注意を払います。参加者の態度や発言内容を確認しながら臨機応変に発言を促したりして、誰かの独演会になったり沈黙が支配する会議にならないようにしていきましょう。
結論が必要な会議では、どのタイミングで議論を収束に向かわせるかという判断をすることもファシリテーターとしての重要な役割になるでしょう。
ファシリテーションには基本があるので、最低限守るべきことは愚直に実行する必要がありますが、同時に優秀なファシリテーターは臨機応変さを持っています。マニュアルどおりに進めるのではなく、その場の雰囲気を敏感にくみ取って、会議毎の目的をきちんと達成できるように、ケースバイケースで合いの手を上手に入れていくことが最終的には求められます。
そのためには、習うより慣れろでファシリテーションの機会をたくさん持てるように自ら行動することが大切になるでしょう。
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