ナゼ沈黙?会議で発言しない人の心理&発言アイデア

ナゼ沈黙?会議で発言しない人の心理&発言アイデア
会議中、気付けば話し手と聞き手に分かれてしまうパターンは珍しくありません。ここ数年はリモートワークが普及し、Web会議が多くなりました。オンライン上ではリアルの空気感とまた変わるため、これまで以上に話す人、聞く人が固定化されやすくなっています。

聞き手に回りがちな人に積極的な発言を求める場合、本人の考えだけでなく会議自体のルール、あり方、雰囲気を見直すことがとても重要です。今回は、会議で沈黙してしまう人の心理と原因、沈黙者を防ぐための会議環境の作り方をご紹介します。
目次

発言しない人の心理

最初に、会議で発言しない人の心理や感情について考えてみましょう。人によって心理は少しずつ違いますが、およそ下記5つのパターンに当てはまります。

的外れな発言をして恥をかきたくない
一応、自分なりの意見はあるが、ほかの参加者から笑われる、意味がわからないと言われるのが嫌なため黙っているパターン。
反対意見を口にする勇気がない
課長の考えに反対する意見は持っているので、積極的に賛成はしたくないし、表立って反論して波風立てたくないので黙っているパターン。
意見を言ったところで取り入れられたためしがない
自分から意見を述べたところで、いつも課長やら声の大きい人の意見でものごとが決まっているので、無駄だから黙っているパターン。
発言したことに対して責任をとらされるは嫌だ
自分では正論と思える意見はあるが、下手に発言をして、「じゃ、自分でやってみてよ」と言われると藪蛇になるので黙っているパターン。
何が議論の焦点になっているのかわからない
議論内容が難しく、何の話なのかさっぱりわからないので黙っているパターン。

「沈黙者」が生まれる原因

発言しない人が生まれるきっかけは、大きく2つのタイプにわけられます

ひとつは、本人の性格からもたらされる消極的な姿勢。もうひとつは、会議中に上司、先輩などが生み出している空気感です。

積極性が高い人や自己中心性が強い人は、会議の場の雰囲気に流されず、言いたいことを言えるもの。しかし消極的な人の場合、本人の繊細な性格を会議の空気感や上司の対応がいっそう強化していることが多いのです。

どうして、発言しづらい雰囲気が生まれるのでしょうか。ここでは、参加者が発言しにくくなる原因を考えていきます。

「いいアイデアはないか?」という上司の問い掛けに潜むワナ
進行役である上司が、部下や新人の意見を聞きたくて、上記のような質問をすることがよくあるはずです。本人は深い意味を込めて言ったつもりはなくても、聞いた部下にとっては、何でも発言していいのではなく「いいアイデアを出さなければならない」と深く解釈してしまうことがあります。
さらに課内のエースが積極性を発揮して、最初に気の利いた発言をしてしまうパターンも要注意。後に控えている人々はエースの発言と比較して「こんなこと言ったらアホまるだしだ」と思い、必死に考えている振りをしながら沈黙する状況が生まれてしまいます。
実績をあげている人の自負が強化する既定路線
会議の参加者に「声の大きい人」がいると、発言がその人にかたよりがちです。上の人が声の大きい社員の意見しか聞かない、採用しないことが続けば「どうせ自分が発言しても意味がない」と、参加しても話さないメンバーが生まれます。
これでは声の大きい人が悪者のようですが、実は声の大きい人は高い実績をあげ続けている実力者と決まっています。実績をあげているからこそ、議題について即座に意見を言うことができ、意見の中身を実績で裏付けられるからこそ、多少の反論があってもひるまないのです。
実績があり、声も大きいけれど、柔軟な考えを持っている人であればそこまで問題にはなりません。しかし「自分の考えこそ正義」といったタイプが結果を出している場合、周りの意見を聞かないことがあります。こういう人を前に実績が乏しい若手社員が意見を言うことのハードルは非常に高く、沈黙するしかなくなることは想像に難くありません。

皆が発言できる会議環境の作り方

現状を強化していけば業績が伸びる時代ではなく、つねに新しい変化を生み出すことが求められるこれからの時代では、経験が浅く知識が少ない社員も無下にせず、クリアな頭だからこそ出せる突飛な意見やアイデアを引き出していくことが大切です。参加者全員が臆せずコミュニケーションを取りやすいミーティングを生み出すことが、マネジメントの大きな仕事。皆が発言しやすい会議を作るためのヒントを、いくつかご紹介します。

上長が会議進行するのでなく、ファシリテーターを置く
会議の進行役といえば、課長や部長など組織の長が務めることが多いものです。しかし組織の長が会議進行役になると、部下の発言や答えを聞いて反射的に上司としての意見をぶつけてしまうことがあります。
上長とは別に会議を進行するためのファシリテーターを置き仕切ってもらうことで、参加者から平等に発言を引き出しやすくなるでしょう。
またファシリテーターを決める際は、若手社員など発言力の持たない立場の者が発言しやすいよう、丁寧な人選が必要です。立場に関係なく冷静かつ平等に対応できるような人を選ぶよう心がけましょう。
会議の場のルールを徹底する
ファシリテーターが果たすべき役割はいくつかあります。なかでも重要なのは、会議を「誰にとっても安心安全な場」にすること。そのために話し合いの場のルールを徹底しましょう。
たとえば、下記のような決まりを設けてみるのもおすすめです。
一人で長時間発言をしない。
他人の発言を遮らない
他人の発言を傾聴する
他人の発言を批判しない

まとめ

リモートワークが増えると、社内での何気ない立ち話がなくなり、簡単な打合せをするにもWeb上で会議を開くことが増えたという会社もあるはずです。会議を開いても沈黙者が多ければ意味は半減するので、ぜひ安心安全な会議の場を作ることに努めてみましょう。

あわせて読みたい

こちらもオススメ

【議事録特集】無料で使える議事録テンプレート配布中!
「会議HACK!」とは?

人気記事ランキング

最新インタビュー

新着記事

会議あるある川柳(会議のオキテ)

盛り上がる 話の腰を…【会議のオキテ03】

タグ

PAGE
TOP