自動でテキスト化!会議に役立つ音声議事録5選

自動でテキスト化!会議に役立つ音声議事録5選

会議のたびにつきまとうのが、「議事録」の作成。会議の種類や規模にもよりますが、会議と議事録は切っても切れない関係といえるでしょう。

議事録とは会議の概要をまとめたもので、協議内容や決定事項などを関係者で共有するために必要な資料です。

このように会議とセットの議事録ですが、作成にはなかなかの困難を強いられることも珍しくありません。議事録の多くは「議題・決定事項・TODO・決定に至った理由」などを簡潔に記載することが多いようです。多くの発言が飛び交う会議で、重要なポイントだけを抜粋して文字にするのは意外と時間がかかるものです。

また、会議によっては、内容をこと細かに記録しないといけない場合もあります。会議が長ければ長いほど、頭を悩ます人も多いのではないでしょうか。

今回のテーマは、「音声議事録」です。音声議事録とはどのようなものか、実際に提供されているサービスにはどのようなものがあるのか、具体的にいくつか紹介したいと思います。

目次

音声議事録とは

音声議事録とは、会議の音声を自動でテキスト化する議事録のことです。
会話を録音するアイテムにはICレコーダーが挙げられますが、聞きたい箇所をピンポイントで探すことには向いていません。一方で、音声議事録は会話を自動で文字起こししてくれるため、議事録作成の時間短縮と確実性につなげることができます。

音声議事録を提供している会社によっては会議のサマリーを作成してくれたり、独自システムで議事録作成まで対応できたりするものもあります。便利なため、近年その需要は高まりつつあるようです。

便利な音声議事録サービス

クラウド型のサービスや、ニーズに沿って細かくプラン選択ができるもの、AI(人工知能)を使用したサービスも存在します。
では実際にどのような音声議事録サービスがあるのか、いくつかピックアップしてみました。

AmiVoice「スーパーミーティングメモ」
スーパーミーティングメモは、クラウド上で音声をテキストに同時変換してくれる議事録作成プラットフォームサービス。スマートデバイスとマイクがあれば、会議中の会話は、リアルタイムですぐにテキスト変換されます。
スマホやタブレットといったデバイスを使用すれば、遠隔地でおこなう電話会議やテレビ会議などにも対応可能。会議の場所を選ばず使用できるので、とても便利です。
おもな特徴は以下です。
・リアルタイムで時系列にテキスト化
・いつでもどこでも使える
・業界に特化した音声認識エンジンで誤認識を軽減
・直感的で使いやすい編集スペース
音声は、発言者ごとにリアルタイムで時系列にテキスト化されます。音声変換は、業界に特化した音声認識エンジンを使用。そのため、専門用語や業界用語も、高い精度で変換されるというのが強みです。
テキスト表示画面では、キーワード検索や発言者検索が備わっているので、すぐに探したい内容を見つけることができます。また、重要ポイントには印をつけることができるので、会議中にメモを取る必要がなく、印がついた箇所や検索結果だけをピックアップ表示することが可能です。
テキスト化されるだけではなく音声も録音されているので、気になる部分は繰り返し聞きなおすことができます。
スーパーミーティングメモは、編集も簡単です。テキスト表示画面の真横に編集画面があるので、必要な会話をドラッグ・ドロップし、編集しながら議事録を作成すればそれでOK。画像なども、簡単に挿入できるため直感的で使いやすく、また完成した議事録は、Word形式でエクスポートすることができます。
文字起こしサービス「MOJIMOJIくん」
「MOJIMOJIくん」は、文字起こしサービスの内容が充実しており、おもに4種類の中からニーズに応じたサービスを選ぶことができます。
おもな特徴は以下です。
・いそいでMOJIMOJI:自動の音声文字起こしシステムを使用
・しっかりMOJIMOJI:自動音声文字起こしシステムに加えて、リライターのチェックが入る
・同時にMOJIMOJI:複数人のリライターでチームを結成し、現場の音声をリアルタイム視聴で文字に起こす
・現場でMOJIMOJI:会議の現場に実際にリライターを派遣し、その場でサマリーを作成してくれるサービス
いそいでMOJIMOJIは、現場の音声録音ファイル受領後、最短30分で文字起こしの納品が可能。しっかりMOJIMOJIは、システムと人を融合させたハイブリット形式のサービスで、いそいでMOJIMOJIよりも正確性がアップします。
また、同時にMOJIMOJIは、作業人数が複数人のため会議終了とほぼ同時に納品が可能。さらに現場でMOJIMOJIだと、リライターが会議のサマリーを仕上げてくれるので、重要事項や概要が一目でわかり、その後の議事録作成がスムーズに進行します。
これらのほかにも、会議資料の印刷・製本、翻訳まで引き受けるサービスも。また、さまざまな業界に精通したプロのリライターが在籍しているので、専門性が高い分野の会議も安心です。
スタンドアローン型文字起こしシステム「MinutesWriter」
株式会社アドバンスト・メディア提供の「MinutesWriter」は、会議特有の語句や言い回しに特化した文字起こしシステムです。独自システムのAmiVoiceによって、会議の内容を自動でテキスト化できるうえ、正確でスピーディーな議事録の作成をサポートしてくれます。
おもな特徴は以下です。
・音声認識エンジンを顧客別にカスタマイズ可能
・必要に応じて専門分野の音声認識エンジンを提供
・声紋情報による発言者の自動表示が可能
・3つの独自システム導入で「音声認識・データ管理・データ修正及び編集」がスムーズ
・議事録はWordやExcel、一太郎などで出力可能(オプションで別様式での出力も可)
MinutesWriterでは、顧客に応じた専門分野の音声認識エンジンを提供しています。会議の内容を的確にテキスト化できるため、議事録作成の精度がアップします。
また、「AmiVoice ControlManager」と「AmiVoice Rewriter」を導入することで、幅広い用途に対応可能です。リアルタイムで、議事録を作成しながら複数人で同時編集できたり、録音済みの音声データファイルの認識・編集ができたりします。

AIによる音声議事録サービス

最近では、AIによる音声議事録サービスも利用されるようになりました。AIならではの優れた学習機能や高い認識精度により、完成度の高い議事録作成が可能となります。

メディアドゥ「Smart書記」
文字起こしにかかる膨大な手間と時間の削減を成功させたのが、メディアドゥが開発したAI要約サービス「Smart書記」です。
会議中の声をリアルタイムでテキスト化し、さらにAIにて要約までおこなうことができるのが大きな特徴。2017年から徳島県とタッグを組んでおこなった実証実験の結果を受け、正式にサービスとして商品化されました。
おもな特徴は以下です。
・音声をリアルタイムでテキスト化
・音声に対する誤変換はマーカーでチェック後簡単に修正可能
・完成したテキストを好みのボリュームに瞬時に要約することができる
・クラウドサービスなのでPCやスマホなどの端末から誰でも簡単アクセス
・修正した語句は、次回以降正しい語句に自動変換される
・マルチリンガル対応で、約100言語の自動翻訳が可能
・用途に応じてデータの出力形式を選択できる
使用するツールはパソコンやスマートフォンなど、マイク機能が備わっているスマートデバイスです。これらで認識された音声は、Google音声認識システムにてリアルタイムでテキスト化され、発言者ごとに時系列で表示されます。
実際の音声に対し誤変換がある部分は、マーカーでチェックを入れておけば、後から簡単に修正することができます。AIの学習機能により、一度修正された語句が次回以降に登場した場合、自動的に正しい語句に変換される仕組みです。
AI要約サービスの最も優れた点は、完成したテキストを一瞬で要約できるということ。さらに、どの程度のボリュームに仕上げたいのか、元のテキストに対し10~90%の間で要約量を指定することもできます。
Smart書記では、用途別にデータの出力形式を選択可能。たとえば発言した時刻や、修正前後の会話内容など、詳細が必要な場合はExcelとして出力、一般的な議事録レイアウトはWordで出力するなどの選択ができます。
会議が多い官公庁関係の企業や、取締役役員会議など、重要な会議などで重宝しそうなこのサービス。実証実験をおこなった徳島県では、議事録作成にかかっていた時間が、従来の5分の1にまで削減されたと報告されています。
議事録作成支援サービス「COTOHA Meeting Assist」
NTTコミュニケーションズ株式会社が提供する「COTOHA Meeting Assist」は、AIによって会議中の会話が即座にテキスト化されます。テキスト化や変換精度が高くスピーディーな点が特徴です。
日本語以外の多言語にも対応可能で、離れた場所でも、リアルタイムでグローバルに会議を進行することができます。
おもな特徴は以下です。
・クラウドサービスのため専用サーバーの設置が不要
・テキスト化は高精度でスピーディー
・AIが自動的にタスク候補や要点を抽出
・テキストチャットでのミーティング参加が可能
・スマホやPCを使い、議事メモ管理画面から簡単に編集ができる
・「日本語は英語に、英語は日本語に」など、その場で翻訳してテキスト化
COTOHA Meeting Assistは、情報の記録や共有をスムーズにし、面倒な議事録作成を円滑にするサービスです。このサービスの一番の特徴は、AIが自動的にタスクや要点をピックアップする点。たとえば「明日中に企画書を見直す」という発言を自動でタスクと認識すると、重要だと思われる部分をAIが自動分析し、候補として提示します。
会議内容はリアルタイムでテキスト化され、タスクも重要事項の抽出もおおむね済んでいるため、議事録作成から事後管理までがとてもスムーズです。

まとめ

議事録は、正しい内容を記録することが必須です。一般的にはICレコーダーなどで会話を録音しますが、後から音声を確認して議事録に仕上げるまで相当な時間を費やすことになります。

会議中に、リアルタイムに近い状態で議事録をつくりたい…。そんな望みをかなえてくれるのが、音声議事録サービスです。うまく活用すれば、これまで膨大な時間を費やしていたのは何だったのかと思えるほど、議事録づくりがシンプルになるかもしれません。

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