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スクール、シアター、ロの字、コの字、島型、対面、正さん形式など、代表的なスタイルは全部で7種類。
自分たちで配置を変えることもできますが、あらかじめどんなレイアウトがあるかを知っておくと、スムーズに会場を選べます。
今回は会議室のレイアウトについて紹介します。ぜひこの記事を読んで会議室選びの参考にしてください。
「貸し会議室ってどんな時に使えるの?」「貸し会議室の活用法について知りたい」という方は、下記記事もぜひあわせてご覧ください。
https://www.kaigishitu.com/meeting-hacks/detail/useful-info/article06/32035/
スクール形式

「スクール形式」は、その名の通り、学校の教室のようにすべての机と椅子が前方(演台)に向かって並べられたレイアウトです。
主に勉強会・講演会・セミナーなど、1人の講師が複数の参加者に向けて話す場面でよく使われます。
また、資格試験や検定、筆記テストなど、集中して取り組む必要があるシーンでも定番のスタイルです。
受講者にとっては、自然な姿勢でメモを取ったり板書を写したりできる点が魅力。
講師側も、受講生一人ひとりの様子を見ながら進行できるため、まさに授業スタイルの世界標準といえるレイアウトです。
ただし、参加者同士で意見交換やディスカッションを行うような場にはあまり向きません。
「しっかり聞く・学ぶ」ことを目的としたイベントに最適な配置といえるでしょう。
シアター形式

「シアター形式」は、スクール形式と同じく、すべての座席が舞台や演台の方向を向いて並べられたレイアウトです。
大きな違いは、机を使わず椅子だけを配置する点にあります。
その分、スペースを有効に使えるため、より多くの人数を収容できるのが特徴です。
なお、机と一体になっている椅子を並べた場合は、シアター形式とは呼びません。
この形式は、入学式や入社式、壮行会、講習会など、参加者が話を「聞く」ことを目的としたイベントに適しています。
また、映画上映会や演奏会、発表会など、筆記を伴わない催しでもよく採用されます。
まれに筆記が必要な場合もありますが、その際はバインダーなどの下敷きが配布されることが多いです。
「大人数で、集中して話を聞く」――そんな場面にぴったりのレイアウトといえるでしょう。
口の字形式

口(ろ)の字形式は、長机を「口」の形に配置し、その外側に椅子を並べるレイアウトです。
参加者全員が互いの顔を見ながら話すことができるため、意見交換やディスカッションがしやすく、会議の一体感を生み出しやすいのが特徴です。
重役会議や国際会議など、重要な意思決定が行われる場で採用されることが多く、テレビ番組の企画会議や映画のセリフ合わせなど、クリエイティブな現場でもよく見られます。
一方で、中央部分に空間ができるため、デッドスペースが生まれやすく、ある程度の広さを持つ会場が必要です。
スペースに限りがある場合は、中央を埋めて密集度を高めたアレンジを行うこともあります。
コの字形式

コの字形式は、机を「コ」の形に配置し、その外側に椅子を並べるレイアウトです。
プレゼンテーションや業務報告など、発表を交えながら進める会議でよく用いられます。
ロの字形式の一辺を抜いた形になるため、その空いた位置にホワイトボードやプロジェクタースクリーンを設置し、参加者全員が確認しながら会議を進めることができます。
企画会議や開発会議など、資料を見ながら意見交換を行う場面に適した配置です。
また、人数が少ない場合にも、ロの字ではなくコの字形式を採用することがあります。机を配置するスペースが多く必要になるため、会場にはある程度の広さを確保しておくとスムーズに運用できるでしょう。
島型形式

島型形式は、アイランド形式とも呼ばれます。
会議室内に机と座席の組み合わせをいくつか作り、通常は各テーブルに3~6人ほどが座るレイアウトです。
グループごとに作品制作や議論を行う際に適しており、チームワークを重視した会議でよく使われます。
人数の多い組織では、まず少人数のグループで親睦を深めることが大切です。そのような場面では、この島型形式が最も無難で使いやすいレイアウトといえます。
小学校や中学校で、給食を食べたりグループディスカッションをしたりした思い出がある方も多いのではないでしょうか。親しみやすく、参加者同士の交流を促すレイアウトとして人気があります。
対面形式

対面形式は、2つのチームが1列になり、机を挟んで向かい合うレイアウトです。
長方形の2辺に沿って椅子を並べ、残りの2辺には座席を置きません。ファミリーレストランや居酒屋のテーブル席を思い浮かべると、イメージしやすいですね。
6~8人程度の小規模な会議であれば問題なく利用できますが、端に座る人同士では自然な姿勢での会話がしにくくなります。
大人数の場合は、両端の参加者が全員の顔を見渡せないため、ディスカッション形式の会議には向かないことが多いです。
全員が対等な立場で進める打ち合わせではあまり使われませんが、仲介人や立会人を交えて代表者同士が挨拶をしたり契約を交わしたりする、改まった場に適した形式といえます。
お見合いや結婚の挨拶の席などでも、このレイアウトが用いられることがあります。
正餐形式

正餐(せいさん)形式は、座席を囲む円卓を室内に複数配置するレイアウトです。
座席を取り払った形にすると、立食形式として使われます。
洋風のパーティーでは定番の配置で、結婚披露宴や各種パーティーのほとんどでこの形式が採用されています。
多くの方が目にしたことのあるレイアウトですが、「正餐形式」という名称自体はあまり知られていません。
「正餐」の意味は、西洋料理における一日の主要な食事、つまりディナー(dinner)と同義です。
円卓にはコース料理が並ぶことが多く、テーブルマナーも重要になります。
招待された際には、しっかりとマナーを把握しておくことが望ましいでしょう。
人数別の最適な広さとおすすめのレイアウト
会議室の一人当たりに必要な面積は、2~3㎡((0.6坪〜0.9坪)と言われています。
幅にすると60cm〜75cm、奥行きは45cm〜60cmです。
それをもとに人数によって必要な面積をだしたものがこちらです。
人数での会議室の広さを検討する際に参考にしてください。

オンライン会議・ハイブリッド会議に最適なレイアウト
商談の際や遠隔地にいるなど参加メンバーに応じてオンライン会議を活用している企業も多いと思います。
会議室で参加者の一部の人が集まり、オンライン会議でつなげるハイブリッド会議におすすめのレイアウトは対面型に、オンラインの画面を投影したモニターをあわせることです。
会議室にいる全員が見やすい位置にモニターを設置し、一番遠い席の人でも投影内容が見える大きさのモニターを設置しましょう。
モニターがない場合や小さいものしか用意できない場合は、会議室にいる参加者一人ひとりもオンライン会議ツールにログインして手元のパソコンの画面から参加すると会議に一体感がでます。

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今回ご紹介したような会場のレイアウト・形式から選ぶことも可能ですので、会議やイベントの成功に向けて、ぜひ活用してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
会議やイベントの目的、内容、参加人数に合わせてレイアウトを工夫することで、より効率的でスムーズな進行が可能になります。
自社の会議室だけでは対応しきれない場合は、貸し会議室や専用スペースの利用もおすすめです。
今回ご紹介した各レイアウトの特徴を参考に、次回の会議やイベントの計画にぜひ活かしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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